この前お正月が終わったと思っていたらもう3月ですね。
3月と言えば卒業式です。
特に今年は在校中の3年間は、みんながマスク姿で過ごしていました。
お友達の素顔を知らないままお別れする人も多いという特殊な3年間でしたね。
でも、やっと政府も脱マスクの方向に舵を切りました。
岸田首相も、2月10日に次のようなコメントを出しました。
しかし、この言葉の中に何の科学的な裏付けがありません。
この3年間、何を研究してきたのでしょうか?
何故マスクを外して良いのか?
マスクにはどんな予防効果があるのか?
まったく3年前と変わりません。
そんないい加減な言葉ですから国民もマスクを外すことに躊躇しています。
街中を歩いていてもマスクを外している人はごくわずかでした。
そんな空気の中で各地で卒業式が開催されました。
案の定、ほとんどの生徒がマスク姿でした。
その理由を聞いてみると・・・
- 「もし(コロナに)かかってしまったらというところがあった」
- 「新生活が始まるのでまわりの人に迷惑がかかると思って外さなかった」
- 「式典に集まるときは絶対マスクをしていたので、今回もマスクをしなきゃという感じだった」
- 「しばらくは周りの様子を見てマスクを着用する」
日本政府が科学的根拠を元にマスクの着脱を説明できていません。
当然、従順な日本国民はマスクを外すことは出来ません。
個人より集団重視。
他人に迷惑をかけてはいけない。
という教育、子育ての”成果”ですね。
すでに欧米ではノーマスクで生活しています。
しかし、感染者が急増したと言うニュースは出てきません。
そんなニュースを目にしてもマスクを外すことが出来ない日本。
では、実際にコロナの状況を見てみましょう。
先ずは、2020.10/07~2021.03/02の第3波の死亡者数です。
次は、2022.10/13~2023.02/07の第8波の死亡者数です。
どちらも高齢者の死亡者が際立っています。
柴田は自分が住んでいる千葉県と船橋市の情報を毎日見ています。
昨日の千葉日報の記事を見てみましょう。
全国どこでも感染者数と死亡者数を発表しています。
しかし、その詳細はあまり発表されません。
千葉日報社さんは親切な方です。
死亡した80代男性は基礎疾患があり、死因は基礎疾患の憎悪だったということです。
つまりコロナが死因ではないということです。
80歳ですからほとんどの人がなんらかの基礎疾患を患っています。
基礎疾患の中には癌も含まれます。
80歳で元気に暮らしている人はテレビ番組の「ポツンと一軒家」や「なぜそこ?」で紹介される人です。
山奥に暮らしてほとんど自給自足。
そして、山道を毎日歩いているので80,90になっても元気はつらつです。
そういう暮らしをしていれば抵抗力や免疫力も高いでしょうからコロナもインフルも風邪さえも撥ね付けてしまうのでしょう。
逆に都会暮らしですと酒、煙草、添加物で身体を痛めつけ運動不足で体力も抵抗力も失われてしまいます。
当然、基礎疾患が身体をむしばみます。
ちょっと話がずれてしまいました。
卒業式を迎える人は当然若者です。
グラフをもう一度見てください。
グラフでは20歳未満の死亡者は限りなく0です。
もう少し詳細に見てみましょう。
厚労省のデータです。
こちらを見てみると2020.9/2~2023.2/28の3年間で20歳未満の累積死者数は57人です。
2022年の20未満の人口は2257万5千人でした。
率にすると20歳未満の新型コロナ死者数は0.0000025%
20未満でも高齢者と同様基礎疾患を抱えていた若者も多いでしょう。
一方インフルエンザの死者数を見てみると、2018年から2019年の1年間で20歳未満は65人となっています。
新型コロナの3年間の累積が57人
インフルエンザの1年間で65人
インフルエンザの方が若者の死者が多いことがわかります。
しかし、インフルエンザに感染するのが怖いからマスクをすると言う若者はいません。
高齢者が数字を見ないのはわかりますが若者はもっとデータを見るべきではないでしょうか?
高齢者の中には国会議員も含まれます。
麻生副総理は82歳、最後のドンといわれる二階元幹事長は84歳。
自民党の実力者が数字を見ていないで感覚だけで政府の方針を決めているという憶測が出てきませんか?
もう少し言うと自民党の票田は高齢者です。
その”高齢者を守る”という錦の御旗を立てることで票が集まるから”マスクをしましょう”と言っているのです。
これからの日本を背負って立つ若者が政治に関心を持ち自らの意見を言える大人に育って欲しいですね。
そういう大人に育てるのも親の役割ではないでしょうか?
卒業式には、ほとんどの生徒がマスクをしていましたが中にはノーマスクで参加した生徒もいました。
自分の意見を持ち
自分の考えで行動できる
若者が少しは居ることに安堵することが出来ました。
マスクをするしない個人の自由ですが、その行動の裏付けを持っているかどうかが大切です。
集団心理、同調圧力に負けない強い子供に育てたいですね。
グローバル社会の中で同調圧力に負けるような大人では活躍することは出来ません。