熱中症予防には服の色も大切
6月なのに地域によっては40℃という酷暑が続いています。
国立環境研究所では、夏の炎天下、色の異なる同素材のポロシャツ9枚を屋外に並べ、表面温度の経時変化を比較する実験を行いました。
その結果は以下の通りです。
風がほとんどない気温30℃の屋外で実験したところ、5分間日光に当てただけでシャツの表面温度は大きく変わりました。
白色のシャツが気温と同じ30℃なのに対し、黒色や深緑色のシャツは50℃を超え、その差が20℃以上。
子どもや高齢者が真夏に外出するときは、着せてあげる服の色に注意する必要があります。